「more and more」の意味と使い方は?【英文記事で英語学習】

「学校で習ったはずの英語表現を、使いこなせない」「英文を読めば理解はできるが、自分では言えない」と感じている方は多いのではないでしょうか。

「読めば、聞けばわかる」状態から、「実際に使える」ようになるためには、単語・表現の直訳を覚えるだけではなく、品詞を理解したり、例文に触れたりすることが有効です。

そこで今回は、頻出表現の「more and more」について、英文記事を参照しながら、用法を確認してみましょう。

※例文は、日本のソーシャルグッドを世界に発信するメディア「Zenbird」の記事から引用しています。

目次

  1. more and moreの意味と使い方は?
    1. 形容詞のように使えるmore and more:「ますます多くの」
    2. 副詞のように使えるmore and more:「ますます」
  2. moreの意味と使い方は?
    1. 名詞のmore:「もっと多くのこと」「もっと多くの物」
    2. 形容詞のmore:「より多くの」「より多い」
    3. 副詞のmore:「もっと」「さらに」
  3. まとめ

more and moreの意味と使い方は?

more and moreには、主に、形容詞のように使う用法(「ますます多くの」)と、副詞のように使う用法(「ますます」)があります。

①形容詞のように使えるmore and more:「ますます多くの」

形容詞には、名詞(※)を修飾するはたらきがあります。

※more and moreは、数えられる名詞、数えられない名詞のどちらにも使えます。

【例文】

More and more businesses in Japan are paying attention to sustainability.

ますます多くの日本の企業が、サステナビリティに注目するようになってきている。

【引用元】 5 sustainable restaurants and cafes you need to visit in Tokyo

【例文】

…, co-living services are getting more and more attention in Japan ….
「コリビング(Co-living)」サービスは、日本でますます多くの注目を集めている

【引用元】 3 Co-living subscription services that are taking over Japan

※後ろに続く名詞(peopleなど)が省略され、「more and more」だけで名詞句として使われる場合もあります。

【例文】

more and more seek a sustainable lifestyle,….
ますます多くの人々がサステナブルなライフスタイルを求めている

【引用元】 New kammeko app helps you live sustainably by building habits

②副詞のように使えるmore and more:「ますます」

副詞は、動詞や形容詞、副詞、文など、名詞以外のものを修飾します。

【例文】

Plant-based steak (a.k.a. fake meat) is becoming more and more popular in Europe.

代替肉(フェイク・ミートとも呼ばれる)は、ヨーロッパでますます人気になってきている。

【引用元】 Meat alternatives to help reduce greenhouse gas emissions

moreの意味と使い方は?

「more and more」を理解するために、「more」についても確認しましょう。

moreには、「名詞」「形容詞」「副詞」としての3つの用法があります。

①名詞のmore:「もっと多くのこと」「もっと多くの物」

名詞(代名詞)のmoreは、「もっと多くのこと」「もっと多くの物」などの意味で使われます。

【例文】

…, the Japanese know that there is still more they can do for the environment.

日本人は、環境のためにできるより多くのことがあると知っている。

【引用元】 Zero Waste in Japan | Sustainability from Japan – Zenbird

②形容詞のmore:「より多くの」「より多い」

形容詞のmoreは、名詞(※)を修飾して、「より多くの」「より多い」「さらに多くの」などの意味で使われます。

※数えられる名詞、数えられない名詞のどちらにも使えます。(「more」は、manyの比較級であり、muchの比較級でもあります。)

【例文】

More business owners are using sustainable practices that benefit employees, local workers and communities.

より多くの事業者が、従業員や地元の働き手、地域社会のためになる、持続可能な慣行を採用している。

【引用元】 Sanpo Yoshi: benefitting people, community and businesses

【例文】

…, they were expected to pay more money on dates, ….
彼らはデートの際に、より多くのお金を支払うことを期待されていた

【引用元】 How Japanese gender roles exclude men from gender equality

③副詞のmore:「もっと」「さらに」

副詞のmoreは、「もっと」「さらに」などの意味で使われます。前述の通り、副詞は、動詞や形容詞、副詞、文など、名詞以外のものを修飾します。

【例文】

…, upcycling is more efficient compared to recycling.
「アップサイクル」は「リサイクル」と比べ、さらに効率が良い。

【引用元】 Upcycling International: 5 upcycling ideas from around the world

まとめ

今回は、「more and more」の使い方について、英文記事での例文とともに確認してきました。英単語やフレーズは、日本語訳だけでなく、品詞や用法までを含めて理解すると、自分でも使いやすくなります。今回整理した「more and more」を、ぜひ、実際の会話でも試してみてください。

【関連ページ】 本当におすすめできる人気のオンライン英会話31社を徹底比較!
【関連ページ】 無料体験レッスンがお得なオンライン英会話を比較
【関連ページ】 中・上級者におすすめのオンライン英会話まとめ

The following two tabs change content below.

English Hub 編集部

English Hub 編集部では、英語学習に取り組む皆様に向けて、おすすめの英会話サービスや学習ノウハウ、インタビュー記事、キャリアアップに役立つ情報などをご紹介しています。TOEIC 990/990/925のスタッフ3名が運営中。 English Hub編集部について/ Twitter/ note

最新記事 by English Hub 編集部 ( 全て見る)

  • キャラクター先生のオンライン英会話レッスンの様子をレポート!【ネイティブキャンプ キッズ(NativeCamp. KIDS)】 - 2024年10月23日
  • 【10/19・12/7】30代から考えるMBA/大学院留学セミナー(アゴス・ジャパン) - 2024年10月17日
  • IELTS(アイエルツ)対策におすすめのスクール11選 - 2024年10月9日
  • TOEFL iBT対策におすすめのスクール12選 - 2024年10月9日
  • 「トライズ(TORAIZ)」東京品川センター校が10月1日にオープン! - 2024年10月8日

English Hub 編集部おすすめの英語学習法PICK UP!

English Hub 編集部がおすすめの英語学習法を厳選ピックアップしご紹介しています。

ハツオン

TESOL(英語教授法)を修了した講師による2ヶ月の短期集中プログラムで発音スキルを鍛える!

詳細を見る

レアジョブ

満足度99.4%!シェアNo.1、累計会員数90万人を超えるオンライン英会話の代名詞

詳細を見る

ビズメイツ

無料体験受講者の50%以上が入会するビジネス英語の決定版プログラム

詳細を見る

  • 最新記事
  • 学習ノウハウ

英語学習 英文記事 英文ニュース ZenBird SDGs サステナビリティ アーカイブ 英文記事で英語学習